2021.12.16

将来は”滋賀”に恩返しを 【フェンシング部】松本璃音 龍谷大学付属平安高校

フェンシング伝統校〝平安〞の門を叩いた松本璃音(3年)は、バレエ譲りの股関節の柔らかさと長いリーチが強みだ。コロナ禍で思うような成績を残せなかった高校3年間だが、今年は大学内定を自ら勝ちとってみせた。

高校3年間で最も印象に残っているのは、1年生の冬に戦った全国選抜大会の近畿予選だと話す。
「1年生だけで団体戦に挑み、決勝では強豪の乙訓高校に勝ちました。全国大会の出場権を得ましたが、コロナ禍で大会が中止になった」
高校2年はコロナ禍でインターハイが中止となった。そんな不遇の中で部活を3年間やり切った。

将来は滋賀のスポーツ振興に関わりたいという。「(次世代アスリート発掘育成プロジェクト)レイキッズでフェンシングに出会い、今の私がある。2025年の滋賀国スポをめざし、その後は滋賀のスポーツに関わる仕事に就きたい」。高校3年間で〝将来〞を見つけた。

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