2021.08.16

2021-22ロスター決定、可能性秘めた選手集う

2021-22ロスター決定、可能性秘めた選手集う

平均26歳、新HCの下で飛躍を

滋賀レイクスターズの2021-22シーズンの開幕ロスター12選手が出そろった。世界一にも輝いたスペイン代表のアシスタントコーチを兼任するルイス・ギルHCが新たに就任して迎えるファーストシーズンのメンバーは、平均年齢(今季開幕時点)26歳というクラブ史上最も若いであろうフレッシュな構成に生まれ変わった。

注目はクラブ初のアジア特別枠選手となったフィリピン代表のPGキーファー・ラベナ。2019年に開催されたワールドカップ中国大会ではキャプテンと司令塔という立場でチームを牽引した。バスケットボールが国民的スポーツとして人気を誇るフィリピンでもカリスマ的な人気を誇っており、弟のサーディ・ラベナ(三遠ネオフェニックス)との兄弟対決にも大いに注目が集まっている。

日本人の中では新潟アルビレックスBBから加入した5F林翔太郎に期待がかかる。ルーキーイヤーから過ごした川崎ブレイブサンダースを飛び出し、1年目でB1のスターターの一角を掴んだ。同じく新潟から加入するPG柏倉哲平とは私生活でも仲が良く、滋賀での生活にもすぐに馴染めそうだ。

最年少のルーキー世代は、昨年から継続となる野本大智の他に、佐賀バルーナーズからPG澁田怜音、C川真田紘也が加入。澁田は高校時代からB2で経験を積んでおり、若いながらも経験は十分。川真田はU24代表候補にも選ばれている期待のCだ。

様変わりしたメンバーの中で、昨季大きな成長を見せた今川友哲は、同世代が集まったチームの中でレイクスがこれまで培った文化を繋ぐ役割も期待される。明治大で同級生だった滋賀県草津市出身の森山修斗(広島ドラゴンフライズから加入)とともに、若きチームでさらなる飛躍を狙う。

他にもフランスリーグでベスト5に輝いたPFオヴィ・ソコが加入するなど、楽しみなメンバーが出そろった。

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