2021.05.01

前田怜緒がブレークの兆し、あと一歩が遠い勝利

ホームで4試合を戦った滋賀レイクスターズだが、接戦に持ち込むもで主導権を握りきれない試合が続き、ホームでの連敗が10となってしまった。

だが、ジョーダン・ハミルトンがクラブ記録の43得点を挙げるなど個々の状態は上向いている。ルーキーの前田怜緒は2月終盤の三遠ネオフェニックス戦から迷いのないアグレッシブなアタックで得点を量産しており、3月は8試合中4試合で二桁得点をマークするなど、スコアラーとして開花の兆しを見せている。

残りわずかとなった今シーズンでは、積み重ねてきたハードワークとチームプレーを成熟させ、ホームのブースターに一つでも多くの勝利を届けたい。

3.3(WED)
HOME/ウカルちゃんアリーナ VS広島ドラゴンフライズ
LOSE 77-97

前回の対戦ではクラブ史上最多得点で勝利した広島をホームに迎えた一戦。前田怜緒が3試合連続二桁得点となる13得点を挙げ、今川友哲も10得点と若手が結果を残したが、ミスから相手に流れを渡し、相手に3Pを高確率で決められて20点差の大敗を喫した。

3.6(SAT)7(SUN)
AWAY/CNA★アリーナあきた VS秋田ノーザンハピネッツ
GAME 1 LOSE 78-86
GAME 2 WIN  77-74

激しいディフェンスの秋田に対しGAME1は晴山ケビンが20得点を決めて応戦したが敗戦。GAME2ではジョナサン・オクテウスのアタックで流れを掴み、勝負所でジョーダン・ハミルトンのディープスリーが決まり、B1通算100勝目を掴み取った。

3.20(SAT)21(SUN)
HOME/ウカルちゃんアリーナ VS富山グラウジーズ
GAME1 LOSE 95-97
GAME2 LOSE 82-90

リーグ屈指の攻撃力を誇る富山と2戦とも打ち合った。ジョーダン・ハミルトンがGAME1でクラブ記録となる43得点、GAME2で今季2度目となるトリプルダブルをマークしたが、勝負所でのミスが響き勝利はならなかった。

3.24(WED)
HOME/ウカルちゃんアリーナ VS 大阪エヴェッサ
LOSE 75-90

チャンピオンシップ進出を争う大阪に対し、ジョーダン・ハミルトンが抑えられてしまったが、狩俣昌也、晴山ケビン、前田怜緒が二桁得点するなど日本人選手が奮起。しかし、終盤に追い上げたところで追いつくまでには至らず、ホーム10連敗となってしまった。

3.27(SAT)28(SUN)
AWAY/川崎市とどろきアリーナ VS川崎ブレイブサンダース
GAME 1 LOSE 65-75
GAME 2 LOSE 71-77

天皇杯を優勝したばかりの川崎との対戦だが、2戦とも35-35の同点での折り返す接戦に持ち込んだが、ミスから相手に流れが傾き、粘り及ばず2連敗。晴山ケビンは2戦連続二桁得点や効果的な3Pシュートを決めるなど、古巣相手に成長を見せつけた。

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