2020.10.14

しがぎん応援定期『未来りーと』 我孫子智美

今年度も滋賀銀行さまより、しがぎん応援定期『未来りーと』からの拠出金をいただきました。

この応援定期の制度がどうなっているかというと、お預けしていただいた本定期預金の7月末時点の残高0,005%相当額をレイクス・スポーツファンドへご寄付いただけるというものです。有難いことに今回で6回目となりました。このような応援定期を作っていただいた滋賀銀行様と、このような応援定期があるのならと『未来りーと』で預金いただいている皆様に大変感謝申し上げます。

何でもそうかもしれませんが、スポーツ選手もお金と時間が必要になる職業だなと思います。勝つために記録を残すために、鍛えたり練習したり休んだりしていますが、それをしたからって何か物体や形として残せるものではない。それにお金を払ってもらえるということは凄いことです。このことをしっかりと理解して、この人には価値があると思ってもらえるように選手は選手として行動しないといけませんね。

何度か話していますが、私はレイクスに入る前はアルバイトをしながら競技を続けていました。全カレで4連覇してはいましたが、世界の舞台には立てていなかったので、しょうがないかと思いつつもなかなか厳しいなと感じていました。そんな時に私が競技をしているということを知りながら受け入れてくれたアルバイト先や、その後私を選手として迎え入れてくれたレイクスにも感謝しています。

東京五輪後や、滋賀でいうと2025年の国体後のスポーツの立ち位置が問題視されることがあります。今年のコロナでもそうでした。ただ、スポーツの持つチカラを感じられたことも事実でした。今は、選手として、また公益財団法人に関わる事務局員として、『レイクス・スポーツファンド』がこれからもずっと存続するよう、選手と応援してくれる人たちを繋げられるように頑張りたいと思います。

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