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2020.07.12KENJI OMIYA

【2年目の男】有言実行で狙う「新人王」〜前田怜緒

Bリーグの2020-21シーズンが幕を開けた。新型コロナウイルス流行という未曾有の危機に見舞われる中、困難が待ち構える戦いに挑む。大幅にメンバーが入れ替わることになった滋賀レイクスターズでは、昨季を不完全燃焼のまま終えた「所属2年目の男」が虎視淡々と主役の座を狙う。

コロナ禍、自分を見つめ直す時間に

特別指定選手としてのシーズンが想定より短く終わり、今度はプロとして本当の一歩目を踏み出す前田怜緒。前田のデビューはレイクスに合流した12月末から約1カ月半後の2月、そこから6試合連続で起用され、ようやく始まったというところで強制終了となった。

プロの水に慣れる前に終わってしまったとも言える。そのまま迎えることになった初のオフシーズンは、ベテランであっても苦慮するコロナ禍。練習を含む様々な行動に制約がかかる中ではあったが、この時間は前田にとってプロとしての生き方を考える有意義な時間となったようだ。

「デビューの緊張も乗り越え、やっとここからというところでコロナで中止になってしまいました。ですが、コーチ陣は大変な状況下でも時間を割いてくれて、一緒に練習できないときはビデオ通話で付き合ってくれたりもしていた。モチベーションが下がることはありませんでした」

勝負の2年目、成長に意欲

緊急事態宣言下は、クラブのガイドラインによって練習は個人でのシューティング程度に制限されたが、「開幕を迎えるまでに、3Pの課題を克服していたい」と意欲的に打ち込んだ。徐々に制限が緩和されるにつれてウエイトトレーニングにも積極的に取り組み、体重は昨季終了時点より8kg増加。人生で初めて90kg台に到達したという。これからバスケットボールの練習が入ってくる中で体を絞り込んでいくことになるが「バスケットの中でどのように体を動かせるか楽しみ」と目を輝かせる。

昨季の主力が移籍し、伸び盛りの前田にとってチャンスは大きい一方、期待と責任ものしかかる。それでも「試合に出てなんぼ。今年活躍できなければプロでやっていけないと思う。大事なシーズンです」という22歳の意気込みは頼もしい。

目標は資格を持つ「新人王」。エリートとは言えない経歴からこれまで有言実行には消極的だったが、「自分のバスケ人生は決してエリートではないですが、プロに入って同期と同じ土俵に立っている以上は目標ははっきり口にするべき。もう周りにも言ってしまっています」。前田の成長が、レイクスを大きく押し上げる。

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