2020.06.25

滋賀県でNo.1のチームになる 滋賀レイクスターズU15チームの取り組み

滋賀レイクスターズU15

 

【7/23(木祝)開催】 滋賀レイクスターズU15トライアウト(中1〜中3対象)
申込〆切は7/21(火)18:00まで(公式サイトへリンク)

スポンサーの皆様、関係者の皆様、いつも滋賀レイクスターズU15に多大なるご支援とサポートをありがとうございます。滋賀レイクスターズU15ヘッドコーチの根間洋一より代表してお礼申し上げます。
このレイクスマガジンWEBでレイクスU15の活動報告をすることになりましたのでご覧いただけると幸いです。よろしくお願いします。

「ユースチームは月謝なしで行く!」

2017年6月、レイクスのクラブ代表から伝えられました。
クラブの本気の気持ちに心を打たれ私はトップチームのコーチから育成の世界に足を踏み入れました。このクラブの簡単ではない決断は皆様の協力と想いの力で成り立っています。そしてそのお陰で子ども達は自分たちを取り巻く経済状況や環境に左右されず、平等に一生懸命に自分の夢を追いかけることが出来ています。感謝の言葉しかありません。これからも子ども達の夢、レイクスの夢、その両方の夢実現の為に共に歩んで頂けたらと思います。

昨季、レイクスU15は「滋賀県でNo.1のチームになる!」をシーズン目標として活動していました。No.1の解釈を子ども達は勝利だけでなくチームとして、選手として、1人の人間としての取り組みレベル、プロセスに目を向け目標設定し活動してくれました。プロセスを大切にしながら毎練習取り組む彼らを見て大会成績こそ満足いくものではありませんでしたが、U15として「結果が全てではない、プロセスを大事にする」という最も伝えたい部分を伝える事が出来た、そして子ども達もそれを体現しながら過ごす一年となりました。チームのHCとして彼らの成長が誇らしいシーズンとなりました。

2020年4月からは、2024年滋賀国スポ障スポに向けた新しい取り組みが始動しました。滋賀県競技力向上対策本部が実施する育成プロジェクト「ターゲットエイジ重点強化事業」です。滋賀国スポ少年種別優勝に向けて、レイクスU15が県内の現小6、中1(早生まれ)を預かり、滋賀県バスケットボール協会と共に育成に一層注力していきます。

しかし、明るい話題とは裏腹に、新型コロナの影響で活動内容は一変しました。全国大会中止となった影響の大きい最終学年の子ども達、また新入生も6年生最後の大会が中止となる等選手達のメンタル面がとても心配でした。それでも個人面談の中で今出来る事に集中する、といった前向きな発言を全員がしてくれた事は驚きでしたし印象的な出来事です。学校に行きたい、体育館でチームメイト達とバスケットがしたい。当たり前だと思っていた事が当たり前じゃない事や感謝する気持ちを身をもって経験し気付けた事を考えればこのコロナ期間も彼らの今後の人生にとって大切な時間となったと思います。

6月に入りようやく体育館でのチーム練習が再開できました。今は2ヶ月運動らしい運動をしていない子ども達の心と身体を起こす事が練習のメインとなっていますが、徐々に練習の強度を上げ9月に行われるリーグ戦に向け準備して行きます。滋賀県の育成年代のモデルチームになる、個人的にはその思いがユースチームにはあります。そしてレイクスの滋賀から日本代表選手、NBA選手を輩出する。その目標と子供達の夢の為に今季も活動していきます。

滋賀レイクスターズU15
ヘッドコーチ 根間 洋一

関連記事