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2020.05.07

[400mハードル]京都橘高校 山本亜美

昨年10月の茨城国体・少年女 子共通400mハードル で、京都橘の山本亜美(2年)が優勝した。タイムは大会記録を1秒も縮める57秒77 。4位までが大会新というハイレベルな決勝で、山本は昨年のインターハイ女王にも大差をつけて完勝した。

 

 

草津市出身。松原中学1年から陸 上を始めた山本は、200mやリレーで全国の舞台を経験するなど早くからスプリンターとしての才能を開花させていた。その溢れる才能 は、京都橘で400m、400mハードルと出会ったことで、さらに覚醒していく。 特に400mハードルは、京都橘 の安田文彦監督が「まだ始めて1年 ほど。技術的には下手です(笑)」という中で国体新を樹立している。「逆に言うと、伸びしろがまだまだたっぷりあるということです」(安田監 督)。溢れる才能と表現したのは、そ の背景があるからだ。 山本自身も〝技術不足〞は自覚し ている。それによる〝可能性〞も理解 している。だから、茨城国体で優勝したフォームに甘んじることなく、 新しいハードリング技術の習得に挑んでいる。

 

「国体の時はハードルとハードルの間を17歩で走っていました。それを今は16歩にしています」 単純に歩数を減らすことでスピードが上がるため、レース全体のタイムも伸びる。だが、この1歩の違いでハードリングの難易度は跳ね上がる。山本にとっては、かなりの挑戦となる。

「17歩の時は、踏み切る足が一緒でしたが、偶数の16歩にすると左・右と 踏み切る足が交互に変わります。今までと逆の足で跳ぶのは思っている以上に難しいです」 ただ、この難題を乗り越えた先には「高校生初の56秒台」という目標 も現実味を帯びてくる。自己ベストの57秒77を約1秒更新するため に、山本は自分の心身と日々向き合っている。

「京都橘の練習は、室内でのストレッチや体幹トレなどが長いです。 だいたい40分くらい。日によって変化する体の状態や関節の可動域、そ れに合わせた体の使い方を理解した上で、外でのランメニューに入ります。1本1本のランの質を上げるのが目的です」 自分のコンディションと脳内にある理想とをすり合わせ、ギャップを 減らすことでパフォーマンス向上につなげる。この感覚を研ぎ澄ますことで〝、自分の可能性〞も見えてくるのかもしれない。

 

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