2020.02.21

[プロ野球・Jリーグ]夢をつかめ! 滋賀ジュニア野球・サッカー教室2019

野球とサッカーが強力タッグ。滋賀出身プロ選手による夢教室。

2019年12月28日、キムラスクエアガーデンにて「夢をつかめ!滋賀ジュニア野球・サッカー教室2019」が開催された。

滋賀県出身のプロ野球選手とプロサッカー選手が、同じ時刻に同じ場所で教室を行うという全国的にも珍しいイベントとあって、多くの野球少年とサッカー少年が参加。貴重な1日を過ごした。

参加したプロ野球選手は、湖南市出身の奥村展征(東京ヤクルトスワローズ)と大津市出身の京山将弥(横浜DeNAベイスターズ)。奥村は「子供たちに野球の楽しさを伝えたい。その上で、少しでも技術が向上できるヒントを与えられたらいいなと思っています」と熱い胸の内を語る。

同じく京山も「僕も楽しさを伝えたい。でも、せっかくプロサッカー選手と一緒なので、この機会にプロ選手同士が交流を深めて、これからも一緒に滋賀を盛り上げられるようになればいいなと思う」と故郷への想いを口にした。

スクールでは、実際に子どもたちの投球や打撃フォームを見て、丁寧にアドバイス。時折見せるプロの技に会場がどよめく場面も。

また、サッカー教室では、野洲高校で全国制覇を果たした村田和哉(レノファ山口)やFIFA U―17ワールドカップなど年代別の日本代表でも活躍した宮吉拓実(京都サンガF.C.)ら多くのJリーガーが参加。村田は「自分も子供の頃、日本代表などで活躍された井原正巳さんのスクールに参加しました。間近でプロ選手を見て、自分もプロサッカー選手になりたいと思いました。今度は僕らが井原さんにやってもらったことを、今の滋賀の子たちにやれたらいいなと思っています。そしてプロになった自分の経験をもとに、夢はつながることを子供たちに伝えたい」と、言葉に熱を込めた。

サッカースクールの最後には、参加した子供の中から選抜チームを作り、プロ選手チームと対戦。実際にプロ選手のレベルを体感してもらうことで、子供たちの目指すべき道を示した。

関連記事