［女子バスケットボール］高橋未来
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早くトップに挑戦したい

　昨年12月の「ウインターカップ2019（第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会）」で、京都精華学園が京都勢として初めて全国3位に輝いた。そのチームを引っ張ったのが、キャプテン高橋未来（草津市出身）だった。
「中学時代と合わせ京都精華で6年お世話になりました。その集大成が今回のウインターカップだったので、やっぱり優勝したかったです。でも、京都精華でバスケができたことで、スキルの上達だけではなく、挨拶や礼儀も含め人間として成長できたと思います。ここに来てよかったです」

　今大会の注目選手として各メディアで紹介された高橋は、前評判通り、類まれな得点力でチームを引っ張った。スピードにのったドライブ、ジャンプショット、そして3Pシュート…。何でもできる彼女は、いわゆる超高校級だった。だが、各年代別の日本代表を経験してきた高橋は、”超高校級”で満足はしない。
「将来、日本を背負うために、何をすればいいかを考えています。だから、大学に行かず、トップリーグでのプレーを選びました」

　高橋は1月末にアーリーエントリーでWリーグのデンソーアイリスに合流。「もっともっと上手くなりたい」と新たな舞台に挑戦する。