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2019.10.12

3年目の正直〔主将 狩野祐介〕

キャプテン3シーズン目の狩野祐介が、本気でチャンピオンシップ進出を狙っている。
「開幕からどん欲に勝利を狙う」。3年目の正直を誓った。

苦しかった主将2シーズン目

昨シーズンの狩野祐介は、60試合全てで試合の流れを作るスターターを務めた。プレイングタイムは自己最長の1744分49秒。2018年11月10日の富山グラウジーズ戦では3Pシュート6本を含む31得点でキャリアハイもマーク。B1残留を決めた2019年4月13日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、3Pシュート6 本、2Pシュート4 本を全て沈め、フィールドゴール成功率100%という神がかり的な数字も残している。1 人の選手あるいはシューターとしては滋賀レイクスターズ在籍3年間で最も輝いたシーズンだった。

だが、キャプテンとしてはどうか。契約更新時に「レイクスに残るならキャプテンをやる」と覚悟をもって挑んだ狩野には、チームを2シーズン連続でB1残留争いに追いやってしまったという悔しさが残った。
「経験のある( 伊藤)大司さんや(荒尾)岳さんが来て、メンバーが新しくなった。いい選手が揃っていた中で、今年は行けるという感触があった。実際、開幕シリーズでは前評判の高かった新潟アルビレックスBBに1勝1敗。続く川崎ブレイブサンダース戦ではレイクス史上初の勝利も達成。でも、そこから6 連敗。その後も連勝ができずに黒星を積み重ねてしまった。そして立て直せないまま、またB1残留争いに。キャプテンじゃない1 年も入れると、それを3 年間も味わってきた。最後は残留力を発揮するとは思っていましたが、それに慣れるのは怖い。キャプテンとして、昨シーズンはやっぱり苦しかった」

過去最強のロスターをまとめる

今シーズンのレイクスは、日本人選手の大型補強に成功したといって間違いないだろう。王者・アルバルク東京から日本代表のCシェーファーアヴィ幸樹と同世代ナンバー1のPG齋藤拓実が加入。また強豪・川崎からSG/SF谷口光貴、名門・シーホース三河からベテランPG狩俣昌也も加わった。いずれも昨シーズンのウィークポイントを埋めるのではなく、新しくチームケミストリーを生み出してくれそうな選手たち。レイクス史上最強のロスターが整ったと言っても過言ではない。狩野も「選手層はかなり厚い」と認める。「誰が見てもいいメンバーが揃ったと思います。日本代表のアヴィの説明はいらないですし、狩俣さんは三河でキャプテンをされていて、練習中からもっとファイトしようとか、もっとやんなきゃダメとか、自らイヤな役回りを引き受けてくれています。( 齋藤)拓実はあの年代ではナンバー1のガードで、スピードはありますし、プレーの見極めも、ドリブルも群を抜いている。グチ( 谷口)は、シュート力もあるし、ドライブも鋭い。みんな強豪チームでいろんな経験をしてきたと思いますし、開幕前からすでにレイクスには欠かせない選手たちになっています」

あとは、狩野がキャプテンとして彼らをどうまとめるか。チャンピオンシップ進出のカギはここにありそうだ。

勝利への近道はアタックの継続

狩野が理想に掲げるのは、昨シーズン後半のレイクスだ。堅い守備でリズムを作り、常にアタックを続けるハイテンポなバスケット。その立役者となった元N B A 選手のヘンリー・ウォーカーが今シーズンも残留し、理想の形を継続できる可能性は高い。
「昨シーズンは、ヘンリーが来てからボールをシェアできるようになった。ポゼッションを相手よりも上回ることができ、アタック回数も増えた。シーズン終盤はどこと対戦しても負ける気はしなかった。この流れを今シーズンも最初から継続できれば、チャンピオンシップ進出も見えてくると思う。ポイントは連敗をしないこと。”いい試合だった”で終わらせず、最初から勝利へのどん欲さを出していきたい」

キャプテン1年目の狩野は「負けて学ぶこともあるけれど、それはもう嫌ってほど学んだ」と語っていた。キャプテン2年目は「B1残留はしたけど、それは結果を残したとは言わない」と自らを責めた。そして3年目。開幕を前に彼は「勝利へ導く」と短く語った。

(滋賀レイクスターズ主将)

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