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2019.06.02

【SDが語る②】若い才能開花させたい

《第1回「文化の土台築いた2シーズン」から》

Q 18-19シーズンは厳しいシーズンでした。前年から主力選手が大きく入れ替わり、苦戦することは覚悟していましたか

デニスHC「昨シーズンの日本人選手のリクルートは性格面を重視しました。ただ、日本代表に関わる選手が多くいるわけではありませんし、上位チームとの競争は簡単ではありませんでした。接戦をものにできず悔しい負け方をしてしまった試合もいくつかありました」

デニスHC「自分でシュートまでクリエイトできる選手、ほかの選手のためにクリエイトできる選手が必要だと感じていました。試合終盤でそういう選手が必要不可欠です。マーカス・ブレイクリーが入りチームが変わり、さらにヘンリー・ウォーカーとアレン・ダーラムが来てくれたときにチームのスタイルがさらに成長したように感じました。この3選手は、自分で得点するだけでなく、まわりのチームメートの良いパフォーマンスを引き出すことができました。終盤はそれによって3ポイントの成功確率も10%上がりました」

デニスHC「30年間4カ国でバスケットボールに携わっていますが、チームのベストプレーヤーを1人や2人失ったときに、そこから這い上がるのに1年や2年かかってしまいます。資金力のあるチームと違い、すぐに同等の選手を獲得することはできないのですから、また新たな選手の育成に取りかからなければいけないのです」

Q 今のレイクスは若手が多く、ブースターも期待しています

デニスHC「20代前半の若手が主力になるというのは甘い考えだと思っています。高橋耕陽にしても、よりコンスタントなパフォーマンスを見せてほしいという期待はあります。コンスタントに活躍できない若手に頼る形になると、結果もコンスタントではないものになってしまうでしょう」

デニスHC「例えば、アルバルク東京の馬場雄大でもパフォーマンスに波があると思っています。大学在籍中から日本代表で活動し、リーグで最も資金力のあるチームで急成長できる環境が用意されている選手ですが、若いので波があるのは自然なことです。彼らに将来性があり素晴らしい選手になっていくことには間違いありません。ただ、ブースターの皆さんに理解してもらいたいのは、まだ彼らに頼る段階ではないということです」

デニスHC「運動量をパフォーマンスの成果と混同してはいけません。試合では小さなミスが命とりになり、判断力がとても大切です。それを高めるには時間と経験が必要となります。また、高橋と中村功平は、トップレベルで戦っていくためにはもっとフィジカルの強度を高めていく必要があります。彼らには大きなプレッシャーがかかる状況を作るのではなく、しっかりと才能を開花させる時間を与えたいと考えています」

《第3回へ続く》

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