東京オリンピックを翌年に控えた大事な1年。
彼ら、彼女らが思い描く2020年とその先の未来について、
［カヌー］遠藤環太、遠藤帆夏、［ライフル射撃］綾戸真美、［陸上男子400m］河内光起、［ボート］島田隼輔、［アルペンスキー］弥永奈々の6選手に胸の内を聞いてみた。

質問	〈Q1〉 東京オリンピック・パラリンピック（北京冬季五輪）までの予定を教えてください。 〈Q2〉 東京オリ・パラ（北京冬季五輪）への想いを聞かせてください。 〈Q3〉 現時点で自身が思う出場の可能性（%）とその理由をお聞かせください。 〈Q4〉 上記の確率を100%に近づけるためには？ 〈Q5〉 レイクスの看板を背負う意義・意味をどう考えていますか？

 

LAKES ATHLETE08［カヌー］遠藤環太 オーパルカヌーチーム所属
〈大津市出身〉堅田高校→立命館大学（1回生）2017年 世界ジュニア選手権出場

〈A.1〉	2019年度のシニア日本代表になることが絶対条件です。
〈A.2〉	特別な思いがある。今までお世話になった方々にも直接レースを見てもらい、恩返しがしたい。
〈A.3〉	50%。 滋賀レイクスターズの新岡選手よりもまだ劣っているが、伸びしろを考えての50%です。
〈A.4〉	自分の食生活や日常の生活、日々の練習への取り組み方を1から見直しています。
〈A.5〉	レイクスの看板には支援をしてくださっている会社、サポーターの方々の想いが詰まっている。感謝し、１つ１つの練習を大切にしていく必要があると考えています。

 

LAKES ATHLETE09［カヌー］遠藤帆夏 オーパルカヌーチーム所属
〈大津市出身〉仰木中学→比叡山高校（2年生）日本カヌースプリントジュニア・ジュニアユース小松大会 優勝

〈A.1〉	まだシニア選手ではないので選考レースに出場しない。
〈A.2〉	東京オリンピックは応援が多く、かなりのメリットだと思う。それを力につなげて試合をしてみたい。
〈A.3〉	東京オリンピックはかなり厳しいですが、次のパリオリンピックへの出場を目指しています。
〈A.4〉	パリオリンピック開催時、私は大学生となりシニアで戦っている頃です。大学生でシニアの選手と互角に戦い、勝つことができるように高校生の今の私にできることを考えて日々練習しています。
〈A.5〉	自分の活躍でサポートや応援くださる方に恩返ししたい。そして多くの人にカヌーを楽しむきっかけをつくりたい。

 

LAKES ATHLETE10［ライフル射撃］綾戸真美 滋賀ダイハツ所属
〈甲賀市出身〉水口高校→同志社大学 2018年 全日本選手権大会 優勝

〈A.1〉	私の種目は50m3姿勢競技と10m立射競技。まず一次選考参加資格を得ること。一次選考（50m：9月／10m：11月）で3～4名に絞られ、二次選考（50m：11月／10m：3月）での最上位者が出場権を獲得します。
〈A.2〉	競技歴12年、ようやくオリンピックを目標にできた。日本代表としてあの舞台に立ちたいです。
〈A.3〉	数字で表すのは難しい。自分を信じて今やるべきことをやるだけです。
〈A.4〉	どんな状況下でもその時の最高のパフォーマンスが出来るよう自分の心と向き合っていきます。
〈A.5〉	私たちサポートアスリートが活躍する事で、滋賀を元気にしたいと思っています。

 

LAKES ATHLETE11［陸上男子400m］河内光起 近畿大学所属
〈東近江市出身〉八幡工業高校→近畿大学（4回生）2018年 第72回国民体育大会 男子400m 優勝

〈A.1〉	男子400mで44秒90を切るか、世界ランキング48位以内。リレーは世界リレー10位、世界陸上8位、世界ランキング16位以内などです。個人としてはランキングの高い大会に出てポイントを取りたいです。
〈A.2〉	個人的にも一番結果が残しやすい年齢で迎える東京オリンピック。ぜひ出場したいです。
〈A.3〉	現時点では50%ほど。個人も自分の調子、リレーはメンバー全員の調子が合わないと結果が残せないので。
〈A.4〉	怪我も治り、日本代表候補合宿に参加。バトン練習や、距離をたくさん走り強い身体作りをしています。
〈A.5〉	レイクスの看板を背負うことは、自分の行動がレイクスに影響を与えるということ。しっかり結果を残したい。

 

LAKES ATHLETE12［ボート］島田隼輔 日本大学所属
〈大津市出身〉瀬田工業高校→日本大学（1年生）2018年 全日本ジュニアボート選手権大会 男子シングルスカル 優勝

〈A.1〉	今の実力では社会人の方を倒して東京オリンピックに出る事はとても厳しい。
〈A.2〉	今は無理をせず、パリオリンピックに向けてしっかりと準備をしていくつもりです。
〈A.3〉	現時点で東京オリンピック出場の可能性は20%。競技歴3年の18歳で経験が足りないからです。
〈A.4〉	フランス人のヘッドコーチから推奨されているトレーニングを2年間以上続け、満を持して昨年の世界選手権に臨みました。でも24位。とてもショックで、今までの練習を見直し、質の高い練習を目指しています。
〈A.5〉	もっと結果を出して有名になり、ボートの競技人口を増やすことがサポートアスリートの意義だと思います。

 

LAKES ATHLETE13［アルペンスキー］弥永奈々 立命館大学所属
〈草津市出身〉立命館守山高校→立命館大学（2回生）2018年 全日本ジュニアスキー選手権大会 2位

〈A.1〉	北京冬季オリンピックの代表に選ばれるには、大学4回生の全日本スキー選手権大会で優勝する必要がある。そのために大学2、3回生ではインカレ優勝、全日本スキー選手権大会入賞、FISポイント更新を目指します。
〈A.2〉	あまり日本人が世界の上位に食い込めていないアルペンスキーで、世界で名が知られる選手になりたいです。
〈A.3〉	現時点では10%。 でも、ゼロではない。最大の努力を続ければ、オリンピックは夢ではないと思っています。
〈A.4〉	3年間で全国42位から入賞まで上げられた。オリンピックまで3年、報われない努力はないと思っています。
〈A.5〉	レイクスの名を背負うことはとても誇らしい。スキーを通して滋賀を盛り上げることに意義を感じています。