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2019.01.27大宮健司

勝負を決める選手になるために /#24 高橋耕陽

「エース候補」が殻を破ろうともがいている。

プロ3年目を過ごしている高橋耕陽は出場時間、平均得点とも昨季からさらに伸ばし、ますます滋賀レイクスターズに欠かせない選手になった。だが、試合ごとに納得のいかない表情を見せるのは、低迷するチーム成績のせいだけではない。自らの活躍が、なかなかチームの勝敗と結びつかないからだ。

新年最初のホームゲームだった1月5日の千葉ジェッツ戦。高橋は二桁得点をマークしたものの、結果的にチームは完敗だった。優勝候補の相手を圧倒するような、高橋の持ち味とも言っていい高速ドライブで連続得点を奪ってみせたのは、勝負が決した第4クオーター。試合後の背番号24は反省ばかりを漏らしていた。

今シーズンの高橋が掲げる目標は1試合平均得点を二桁に乗せること。11月にワールドカップアジア地区予選の日本代表候補に選ばれるなど、リーグ屈指の素材は全国に知られることとなった。だが、「エース候補」から脱皮しきれないのは、好不調の差が大きいからだろう。これは開幕をスタメンで迎えたにも関わらず、その後はベンチスタート中心になったこととも無関係ではない。

千葉戦の前、年が明けてから最初の練習で根間洋一アシスタントコーチと交わしたやりとりを、高橋が明かす。「『このままじゃだめだよな』という話をしました。前から、『いつかはエースみたいな選手にならないと』とは思っていたけど、変われないままずるずる来てしまっていた。でも、これからは自分がチームを勝たせるプレーヤーにならないと」。

昨年末、「滋京ダービー」として盛り上がった京都ハンナリーズ戦のGAME1は、高橋自身は4得点だったにも関わらず、終盤に勝負を決めるレイアップシュートを相手の中心選手、デイヴィッド・サイモンを置き去りにするスピードで沈めた。エースに求められるのはチームに勝利をもたらす仕事。

自覚が芽生え始めた高橋が「候補」の二文字を振り払おうとしている。

高橋耕陽

滋賀レイクスターズ

1994年6月16日生まれ、北海道出身。札幌日大高ー日本大学ー滋賀レイクスターズ(2016-)。2012年:日・韓・中ジュニア交流競技会 男子U-18日本代表、18年ウィリアム・ジョーンズカップ日本代表、ワールドカップアジア地区予選日本代表予備登録メンバー

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