2018.12.01
[陸上]第69回 滋賀県中学校駅伝競走大会
男子は瀬田が初優勝。2位は双葉。女子は水口が5連覇。2位は甲西。
11月16日に希望が丘文化公園芝生ランド特設コースで行われた 「第69回滋賀県中学校駅伝競走大会」 は、男子が瀬田、女子が水口の優勝で幕を閉じた。12月16日に同会場で行われる全国大会には、開催地枠で男子2位の双葉と女子2位の甲西も出場する。
6区間18㎞で行われた男子は、順位が目まぐるしく入れ替わる混戦となった。 第1・2区は彦根西が1位でタスキをつないだが、第3区では打出が首位に。 第4区で瀬田の入江聖空(3年)が区間賞を奪う走りで1位におどり出ると、第5・6区も首位を死守して初優勝。 アンカーで主将の髙木佑也(3年)は「瀬田中は近畿大会も出たことがないチーム。 優勝して全国大会に行けるなんて信じられない。 3週間前から800mのインターバル走でスピードを磨いた成果が出たのかな」 と笑顔を見せた。
5区間12㎞の女子は水口が5連覇を達成した。 だが、圧勝ではなく苦戦。 アンカーの石田遥花(3年)がタスキを受けたのは2位だった。最後は中学時代からのライバル佐山早矢(甲西3年)との一騎打ちを制したが、連覇の重圧が重くのしかかっていたようだ。
石田は 「1、2年の時は先輩に引っ張ってもらって連覇できた。 でも、今年は自分たち3年生が引っ張らないといけない。 5連覇というプレッシャーもあった」 と話す。
水口の選手の両手には 「5連覇」「てっぺん」 という文字が書かれていた。 決意表明である。12月の全国では両手に何を書くのだろうか。 目標は 「まず25位以上、そして8位入賞」(石田)と定めている。
〈男子優勝〉 瀬田中学校
Team Profile/第69回滋賀県中学校駅伝競走大会(11月16日)で初優勝。タイムは1時間00分52秒。第1区から加藤愛翔(3年)、藤本晴季(3年)、安本陽翔(3年)、入江聖空(3年)、小山育玖(2年)、髙木佑也(3年)。監督:山下定広。
〈女子優勝〉 水口中学校
Team Profile/第69回滋賀県中学校駅伝競走大会(11月16日)で5連覇。タイムは45分06秒。第1区から大久保楓香(2年)、速水月香(2年)、山中愛心(3年)、中部遥(3年)、石田遥花(3年)。監督:川田祥史。
〈男子2位〉 双葉中学校
Team Profile/第69回滋賀県中学校駅伝競走大会(11月16日)で準優勝。タイムは1時間01分24秒。第1区から森大喜(3年)、石脇颯(3年)、奥野優樹(2年)、橋本勝央(3年)、青野太一(3年)、田中竣大(3年)。監督:北川正人。
〈女子2位〉 甲西中学校
Team Profile/第69回滋賀県中学校駅伝競走大会(11月16日)で準優勝。タイムは45分16秒。第1区から川端愛実(1年)、竹内聖奈(1年)、仲谷まどか(2年)、姫野美咲(2年)、佐山早矢(3年)。監督:森島美穂子。