• 滋賀レイクスターズ公式サイト
  • 公益財団法人 滋賀レイクスターズ公式サイト
  • Game Conductor SHIGA | 滋賀県スポーツボランティアコミュニティ公式サイト

2018.09.01

【SKETCH of 高校スポーツ】[草津東高校陸上競技部]澤大地

高校スポーツにおける夏はドラマの季節である。
喜びあり、悔しさあり、新たな決意あり…。
特集Ⅰでは、そんな夏のシーンに迫ってみた。
また特集Ⅱでは趣向を変えてグローバルに生きる高校生たちの姿を追った。

滋賀の短距離界に新たな逸材。この夏、U20世界陸上で疾走。

”本気の本気”になった夏

 7月10日〜15日にフィンランドで開催された 「第17回 U20世界陸上競技選手権大会」。 その日本代表リレーメンバーに草津東の澤大地(3年)が選ばれた。 滋賀県では唯一の選出で、代表のほとんどが大学生。 高校生はたった5人。 まさに快挙だが、一番驚いたのは澤自身だった。
 「小澤(信一)先生に呼ばれて、いきなり”フィンランドに行ってこい!”って言われた。 まだ高校の全国大会にも出ていないのに世界大会って…。一番びっくりしたのは僕ですよ(笑)」

 長浜西中学時代は県3位くらいの実力だった。 高校でも近畿でくすぶっていたが、今年5月の近畿インターハイ男子200mで20秒96という好記録で優勝。小澤監督は 「その時、高校生で21秒を切っていたのは澤だけ。 その記録でU20世界陸上のメンバーに抜擢されたのだと思います」 と話す。

 転機はキャプテンに選ばれたこと。チームを引っ張らないといけない立場が、彼を本気にさせた。 澤は言う。
 「小澤先生からはよく”本気の中の本気になれ”と言われていた。 キャプテンになってその言葉を改めて思い出したというか、練習中にセーブしていた自分に気がついた。 声を出したり、常に本気の本気でやろうと思った」

 U20 世界陸上では、ケガ人の影響で急遽出場した男子400mと4×400mリレーの2種目に出場した。 第2走で走ったリレーでは、ジャマイカの選手に後ろからぶつかられて抜かれるという”世界の洗礼”も味わった。 「でも、全く敵わない相手ではないと感じた」 と好感触も得た。 小学生の頃からオリンピックを目標にしてきた澤にとって、世界を身近に感じた夏だった。

澤 大地

草津東高校陸上競技部

Profile/さわ・だいち。2000年6月29日生まれ、長浜市出身。長浜小学校、長浜西中学校を経て草津東高校へ。両親の影響で小学4年から陸上競技をはじめ、5年で全国大会出場(100m)。6年でリレー全国ベスト8など頭角を現わす。高校では200mを中心に活躍し、今年の近畿インターハイで優勝した。176㎝59kg。

関連記事