2017.07.01

[水球]エル・アテイン スイミングスクール長浜(水球コース)

湖国の水球文化を支えている伝統のスクール。

1981年の 「びわこ国体」 が旧長浜市民プールで開催され、地元の長浜商工高校が全国制覇を果たした。 その3年後のロス五輪にも長浜から多くの日本代表選手を輩出し、今も長浜北星高校出身で日本体育大学の吉田拓馬(全日本強化指定選手)や水谷瞬也(FINA男子アジアエージ水球選手権出場)らが世界を舞台に活躍。 湖国の水球文化は長浜が支えている。

そんな聖地にあって、1985年から選手の育成に関わってきたのが「エル・アテインスイミングスクール長浜(旧長浜ヨーケルズ)」だ。小学生チームと中学生チームがあり、どちらも全国大会の常連。 先述した吉田、水谷もここで基礎を学び、水球の楽しさを教わった。 小学生チームを教える越田梨愛コーチは「 長く競技を続けてほしいので、指導方針はまず水球を楽しむこと。その上で勝つ喜びも知ってほしいので、泳ぐ、投げる、受けるといった基礎を徹底的に練習します」 と話す。

チームのテーマは”泳ぎ勝つ”こと。 しっかりとパスをつないで、どこからでもシュートを狙えるチームを目指す中で、スイミングスキルの重要性を表現した言葉だ。 キャプテン清水研佑(長浜小6年)は「 春の全国大会は目標だった予選リーグ突破が果たせなかった。 夏の全国大会までに、みんなでパスのスピードと精度を上げて、今度は予選リーグを突破したい」 と言う。

7月29日から近畿大会が始まる。 上位3つに入れば8月の全国大会行きが決定。 躍進を期待したい。

エル・アテインスイミングスクール長浜(水球コース)


●創設/1985年 ●メンバー/19人(6年5人、5年7人、4年2人、3年4人、1年1人) ●練習/毎週火・木・土18:00~20:00、日曜は長浜北星高校にて9:00~17:00●指導者/越田梨愛、山口浩●活動拠点/エル・アテインスイミングスクール長浜、長浜北星高校 ●主な成績/全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会水球競技出場ほか

関連記事