2017.01.28
滋賀レイクスターズ バスケットボールスクール / アドバンスジュニアクラス
考える。その先に“バスケIQ”の向上あり。
創設7年目。プロチームで培った経験を子供たちの指導にフィードバックしてきた滋賀レイクスターズバスケットボールスクールが、Bリーグ誕生を機に目的別のクラス編成に変わった。アドバンスジュニアクラスは小学生年代のトップカテゴリーで、レイクスの小川伸也アドバイザリーコーチ(AC)が直接指導。
「選手時代に感じたこと、トップチームに関わる中で発見したことなどを子供たちに伝えたい」との熱い想いで、週1回、約90分の練習メニューを組んでいる。テーマは“考える”。「限られた時間の中で、いかに効果的にバスケIQを成長させられるか。技術だけではなく、なぜこの技術が必要かを頭で理解することが大切だと思う」と小川ACは話す。幼稚園年長からレイクスのバスケスクールに通う大野えみな(物部小6年)は「小川コーチから声を出してチームメイトとコミュニケーションをとることが大切だと教えてもらった。それから意識して声を出すようにしたら、試合でもうまくプレーすることができるようになった」という。考えてプレーすることは、自分のスキルを試合でどう生かすかを知ることでもある。母・大野百合さんは「(娘が)アドバンスジュニアに入ってから半年くらい。バスケだけではなく、普段の生活でも精神的に強くなった気がします」と話す。もちろん、練習メニューは、プロ選手でも苦戦する両手ドリブルや複雑なステップワークといった技術的なものから、ポジショニングやスペースの作り方など戦術的なものまで多岐にわたる。
その上で身につけたスキルをどう活かすかを学ぶのが、アドバンスジュニアクラスの特長だと言える。