湖国初のJクラブ誕生を目指すレイラック滋賀FCの新たな挑戦が始まる。3月9日（日）13時～の開幕戦（平和堂HATOスタジアム）は、〝キングカズ〟こと三浦知良が所属するアトレチコ鈴鹿が相手。ホームで白星スタートを切り、開幕ダッシュへと繋げたい。

　25シーズンのレイラックは昨シーズンに引き続き角田誠監督が指揮を執る。選手のIN/OUTでは、昨シーズン10番・榎本大輝がFCマルヤス岡崎へ移籍したことが話題としては大きい。とはいえ、ロメロフランクや森本ヒマン、菊島卓ら攻撃能力の高い選手たちが残留。さらにJ2で138試合出場のFW北川柊斗がザスパ群馬から完全移籍で加入するなど今シーズンも魅力的なアタッカー陣が揃っている。

　守備陣では年代別日本代表に名を連ねてきた右サイドバック藤谷壮の加入が興味深いところだ。J1ヴィッセル神戸で52試合に出場したスピードスターは、レイラックの右サイドを活性化させるに違いない。昨シーズン以上にアグレッシブな戦いが予想されるレイラックのJ3挑戦に、今からワクワクが止まらない。