2023.05.01

高校〝二刀流〞生活、有終の美 山﨑涼介

スノーボードクロスとアメリカンフットボールの〝二刀流〞生活を送ってきた山﨑涼介(立命館守山高校/ヤマゼンロックザキッズ)が、高校生としてラストの春に快挙を果たした。

3月上旬に長野県の栂池高原スキー場で開催された第41回JSBA全日本スノーボード選手権(スノーボードクロス)のオープン男子で4位入賞を達成した。

国内トップ選手が参加するオープン・カテゴリーに出場した山﨑は、クォーターファイナルまでの3レースを1位で通過し、セミファイナルを2位で終えてファイナルへと駒を進めた。
今シーズン最大の目標に掲げていた「全日本の表彰台」にはあと一歩届かなかったものの、オープン4位は快挙と言ってもいい好成績だ。

また、アメリカンフットボールでは昨夏に立命館守山高校を全国大会に導き、11月の全国大会では強豪・啓明学院(兵庫)から貴重なタッチダウンを奪うなどの活躍が評価され、専門誌「ハドルマガジン」が選ぶ「AWARD2022HIGH SCHOOL ALL JAPAN」の2ndTEAMメンバーに選出された。

二刀流生活を有終の美で飾った山﨑は4月からは立命館大学に進学。大学でも二刀流を続けるつもりだ。

山﨑涼介

ヤマゼンロックザキッズ

2004年7月19日生まれ、大津市出身。滋賀大学教育学部附属小学校、立命館守山中学、立命館守山高校(2023年 3月卒業)を経て立命館大学へ。2019年3月のJSBA全日本スノーボード選手権大会(スノーボードクロスU-15男子の部)で優勝。立命館守山高校アメリカンフットボール部ではエース・ワイドレシーバーとして2022年11月の全国大会に出場。

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