2026.04.09

陸上ファミリーのDNAが開花。 アジア選手権出場をめざす。

 女子短距離の壹岐いちこ・あいこ姉妹、長男の大吾、そして次男の元太。兄弟姉妹すべて陸上選手の環境で育った末っ子が、ついに輝き出した。石部高校時代はインターハイ出場を逃したものの、京都産業大学でポテンシャルが開花し、昨年の2025日本学生個人陸上競技選手権大会200mでは滋賀県新記録の20秒65で優勝。7月にはFISUワールドユニバーシティゲームズ200mで準決勝進出を果たすなど舞台を世界へと広げている。28年と32年のオリンピック出場へ加速する湖国育ちのスプリンターに、まずは今年最大の目標を聞いてみた。
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「日本選手権男子200mで2位以内に入り、アジア選手権の参加標準記録を切ることです。そして日本代表としてアジア選手権に出ることが今年の目標です」

〈Q〉 それを今年の目標に掲げた理由を教えてください。

「(FISUワールドユニバーシティゲームズで)大学生の中での日本代表を経験したことはありますが、シニアの世界で代表を経験したことがありません。ここから先の選手人生の糧になるように、なんとかアジア選手権の日本代表に選ばれたいと考えています」

〈Q〉 目標達成に向けて取り組んでいることを教えてください。

「トップスピードがあまり速くないため、トップスピードの向上をめざして練習に取り組んでいます。長い距離を走るだけではなく、短い距離を全力で、短いスパンで走ることを意識しています」

〈Q〉 レイクスターズ・サポートアスリートに選ばれたことでの何が心境変化があれば教えてください。

「レイクスターズ・サポートアスリートに選ばれ、いろんな方々から注目されるという自覚が生まれました。普段の生活でも、SNSの使い方も、全て謙虚に丁寧に、と考えるようになりました」

〈Q〉 読者へメッセージをお願いします。

「自分はまだまだ未熟な競技者ですが、皆様と共に成長し、どこの場面、場所でも強い選手になれるよう頑張っていきます。応援していただけるととても嬉しいです」

壹岐元太

西日本三菱自動車販売

いき・げんた。大津市出身、22歳。石部高校、京都産業大学を経て今年4月から西日本三菱自動車販売へ。2024年の第78回国民スポーツ大会300m で5位(滋賀県新記録32秒58) 。2025日本学生個人陸上競技選手権大会200m 優勝(滋賀県新記録20秒65)し、200mの日本代表に内定。25年の第102回 関西学生陸上競技対抗選手権大会100mで2位(10秒38)。25年7月のFISUワールドユニバーシティゲームズ200mで準決勝進出。

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