2024.07.01
7月の〝世界ジュニア〟に挑戦。
2023年は将来のオリンピアン候補が集う「オリンピックホープス」で200m・500m・1000mの3種目でファイナリスト(うち500と1000は日本男子初の快挙)になった中岡誠琉(オーパルオプテックスカヌーチーム)。今年は同大会よりもカテゴリーが上の「世界ジュニア」(7月10日〜、ブルガリア)に挑む。
中岡は500と1000の2種目に出場予定だが、特に長距離の「1000mで勝負する」と心に決めている。理由は冬場のトレーニングで成果が出ているからだ。
「チーム練習の後、週1回以上の16㎞走やエルゴマシンを使った日々のトレーニングで心肺機能を高めてきました。レース後半もスピードがあまり落ちなくなり、今年3月の代表選考会では1000mが昨年より10秒も速くなりました」
手応えは充分。将来性豊かな湖国のスプリンターが新たな歴史の1ページを開く。
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中岡 誠琉
北大津高校/オーパルオプテックスカヌーチーム
なかおか・せいる。皇子山中学校卒。昨年のインターハイでは200m・500mで2冠を達成。昨年9月のオリンピックホープスでは200mで2大会連続ファイナリストに。また500mと1000mでは日本人初のファイナリストになった。