2024.07.01

5月の2連勝で上位キープに成功。高まりつつあるJクラブ誕生の機運。

 JFL開幕の3月を2勝1分け1敗の3位で終え、悲願のJ3昇格へ好スタートをきったレイラック滋賀FC。4月の初戦はホームでヴェルスパ大分の0-1で敗れたものの、続くホームでのFCマルヤス岡崎戦を2-0で勝利し連敗を回避。だが、翌7節はアウェイでFCティアモ枚方に0-1で惜敗してしまう。
 
 とはいえ、堅守は健在。攻撃陣の爆発が期待される中、5月最初のミネベアミツミFC戦を5-0で快勝し、チームビルディングを前進させた。

 その勢いをもって挑んだ「滋賀FA杯決勝」だったが、びわこ成蹊スポーツ大学に120+4分に逆転ゴールを決められ1-2で敗れてしまう。62分に相手に退場者が出た中で、90分間で決着をつけられなかったのが結果的には痛かった。

 それでも気持ちを入れ替えて翌週には難敵・高知ユナイテッドSCをアウェイで下した。4月・5月を3勝2敗で勝ち越したレイラックはしっかりと上位をキープ(第9節を終えて4位)。ホームスタジアムへ駆けつけるファン・サポーターの動員数も飛躍的に増え始めるなど、滋賀県初のJクラブ誕生へ向けた機運は高まりつつある。

 6月・7月は沖縄SVとの上位対決を含む8試合(ホーム4試合)を控える。気温が上昇するこの時期に、チームも上昇できるかがJ3昇格のカギになりそうだ。

関連記事