2023.07.01

2年連続で全国へ【ソフトボール】 高穂中学校

部員13名の挑戦

雨天で翌日に延期された女子ソフトボールは、昨年の全国出場チームである高穂中学がゾーン優勝を果たした(もう1校は栗東西・栗東)。全国を知る3年生を5人揃えているのは心強いが、実は部員13名と少なめ。宮川実津雄監督は「2年生がゼロ。3年生が頑張って8名も新入部員を迎えたが、外野手は1年生が守っている状況です」と話す。

それでも春の頂点(2チーム)に立つのだから、やはり夏の本命だろう。
よほど厳しい練習を積んでいるのだろうと予想したが、「厳しくないですよ」とキャプテン若宮瀬菜(3年)は笑顔を見せる。
「みんなで楽しく、うまくなろう、が部の方針ですから。強みは〝仲の良さ〞です!」。
ピッチャーで4番の早野湖子(3年)も「去年、全国に出て、今年はプレッシャーがすごい。でも、めっちゃ全国に行きたい!」と明るく、話し口調からも部の雰囲気が伝わってくる。
この明るさで昨年果たせなかった「全国1勝」(2人)を叶えるつもりだ。

また同日に行われた男子は守山南中学が草津を8│2で制して優勝した。
キャプテン加治木 志(3年)は「今年はピッチャーが安定している。なんとか全国に行きたい」とすでに気持ちを夏へと向けていたのが印象的だった。

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