2023.01.05

【高校スポーツ2023】男子は王者・近江が 20 連覇達成 女子・近江兄弟社は接戦で2連覇

第75回 全日本バレーボール 高校選手権(春高バレー2023)滋賀県予選(予選)

全国8強突破目指す近江

 11月12日にYMITアリーナであり、男子は近江が20年連続38回目、女子は近江兄弟社が2年連続14回目の優勝を果たした。春高バレーは来年1月4日に東京体育館で開幕する。

 男子の近江は、7月の天皇杯予選などで苦杯を喫した比叡山との決戦。序盤は相手エース林和真(3年)の強打で攻め込まれたが、3枚ブロックで応戦。セッター亀田隆真(3年)がエース三杉遥(3年)らと多彩なコンビバレーを展開し、セットカウント3―0で快勝した。
「プレッシャーが大きかったのでほっとした。全国ではインターハイ8強を上回り、優勝を狙う」と三杉主将。

近江兄弟社は全国2勝目を

 女子の決勝は近江兄弟社がセットカウント3―1で近江に競り勝ち、県新人戦、県総体の雪辱を果たした。近江兄弟社は第1セットの終盤に連続失点でピンチに陥ったが、笠原みな実(3年)と山内麻未(1年)のブロックポイントなどでジュースの末に先取すると、その後も優位に試合を進めた。

 粘り強くレシーブを拾っては1〜3年のさまざまな選手が波状攻撃を繰り出し、長いラリーを得点につなげる場面が何度もあった。
堅守を支えるリベロ・小林真優主将は「前回は先輩たちが学校初の全国1勝を達成した。今回は2勝を目指したい」。

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