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2020.12.17

”2020年”というアスリートにとって特別な年 西村顕志

2020年シーズン

2020年はアスリートにとって特別な年になる。

そう言われ始めて7年が経つ。7年前の僕はまだ高校3年生で、東京国体に出場していた。2013年は、9月に東京でのオリンピック開催が決定し、10月に東京国体だったので、現地はとても盛り上がっていた。

高校3年生の時の100m自己記録は 10秒85で、オリンピック出場なんて夢のまた夢だった。今はあの時よりも少しは夢に近づいていると信じたいが、僕は3年前からスランプに陥っている。

社会人一年目

社会人一年目となる今年は長いスランプを抜けて新しい走りを得たかった。しかし、ご存知の通り2020年シーズンはあってないようなもので、世界中を巻き込んだ新型コロナウイルスにより東京オリンピックは延期、競技会はストップ、2020年はアスリートにとってある意味特別な年となった。
かく言う僕も入社してすぐ会社は休業になり、練習場を失った。競技会が始まったのは7月頃からで、今年は3試合のみの出場となった。これは例年の4分の1程度で、シーズン記録も10秒72にとどまる。冬季練習にある程度自信があったのに、自粛期間に上手く練習を積めず貴重な試合を無駄にしてしまった。

前を向く

その反面、新たな発見やボジティブな要素もある。それは「身体との向き合い方」と「時間の使い方」だ。僕は実業団選手なので仕事と競技を両立しなければいけない。仕事を始めたての頃は、デスクワーク⇄練習が想像以上に肉体的負担となっていた。デスクワークで硬くなった身体での練習は、怪我のリスクを高め、走りに悪影響を及ぼしていた。そのため、これまでは疎かにしがちだったストレッチなどを入念に行うようになり、食事についてもより一層意識するようになった。また、競技のために必要な練習・ケア・休息の時間は、仕事の関係上限られている。少しでもぼけっとしていると時が過ぎさって忙しくなり精神的にキツくなる。仕事と競技を両立するために、限られた時間をより効率良く使うようになった。

2020年〜

 2020年シーズンは、自己ベストを出すことができなかったが、スポーツ・陸上競技の価値を再確認し、応援されることへの感謝が大きくなった。今は来年活躍するための下積み時代だと考えて、冬季練習に励んでいきたい。ここまで山あり谷ありが激しい競技人生なので、僕は僕なりに地道に自分の道を歩いて行く。

年次記録
2013年(高3):10秒85
2017年(大4):10秒32
2018年(院1):10秒62
2019年(院2):10秒61
2020年(社1):10秒72

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