2020.04.02

次世代アスリート発掘育成プロジェクト 『滋賀レイキッズ』

2024年に開催される「わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ」に向け、2014年からスタートした次世代アスリート発掘育成プロジェクト(滋賀レイキッズ)も活気が増してきた。

修了生には、各競技の年代別日本代表も。先輩に負けじと、2019年度の滋賀レイキッズも自らの限界突破に挑戦した。

 

知らなかった自分に出会い 自信を育んだ18ヵ月

 

小学5年から18ヵ月間のプログラムが組まれる「滋賀レイキッズ」。毎年、ボートやカヌー、フェンシング、ウェイトリフティングなど多くのスポーツを体験し、また基本能力を高めるコーディネーショントレーニングやリズムトレーニング、メンタルトレーニング、食育などさまざまな角度からアプローチ し、選手の競技力向上をめざしている。 2019年度はラグビーやスポーツクライミングなどを加え、体験競技がさらに充実。また、今年3月に修了した 第5期生(小学6年)は、昨年9月に1 泊2日の合宿も行なった。 合宿では、運動や座学のほか、参加名が5、6人に分かれてグループワークも実施。各々が良かったこと、困ったことを出し合い、それを1枚の模造紙にまとめた。頭を整理することで、さらなる競技力の向上に役立てた。ボート競技で2024年の滋賀国スポ出場をめざす浦山敬大さん(長浜市 立古保利小学校卒)は「(滋賀レイキッズで)スポーツは体の使い方や食事の摂り方が大事だと学んだ。多くの友達もできて良かったです」と話す。 滋賀レイキッズの経験を、硬式テニスの競技力向上に生かしたいという河野菜帆さん(大津市立平野小学校卒) は「色々な体験をさせてもらい、競技と日常生活のどちらに対しても、チャ レンジ精神が以前よりも強くなった」と振り返る。 心・技・体。子どもたちは総合的に能力を高め、世界へはばたくための準備を整えたようだ。

 

 

修了生から年代別日本代表が3名誕生!

 

「滋賀レイキッズ」の修了生から3名がアンダーカテゴリー(年代別)の日本代表に選ばれた。アイスホッケーの北村さくら(第1期生)さんは、U-16/18日本代表として「IIHF 2020女子U18世界選手権」に出場。同じく第1期生の渋谷樹里さんはアーチェリーのU-17/20日本代表に。そして第2期生の國友紅亜さんはホッケーのU-15日本代表として国際試合で活躍している。修了生が将来、日本代表として世界大会に出場することも夢ではない。その他、全国大会優勝者5名、全国大会8位以内入賞者12 名、都道府県代表として全国大会出場者36名など、毎年数多くの修了生たちが様々な舞台で活躍している。

 

 

~挑戦することが夢への第一歩~「滋賀レイキッズ7期生」募集!

 

この春、新しく小学5年生(県内在住)になった子どもたちを対象に、「滋賀レイキッズ7期生」の募集がスタート。スポーツに自信がある子どもたち、スポーツで自分の可能性を広げたい子どもたちはぜひ。最終選考に合格し滋賀レイキッズに認定されると、オリンピック選手やトップコーチによる18ヵ月間の育成プログラムが活動費無料で受講できる。

 

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