2019.12.13

[駅伝]第70回滋賀県中学校駅伝競走大会 (女子の部)

前評判通りの強さを見せた水口 盤石のレースで大会6連覇!

少数精鋭でつかんだV6

毎年、水口のメンバーは手の平にマジックで目標を書いてレースに挑む。今年は『6連覇 大丈夫 できる』とつづった。
「もう消えて、見えないかも」と言いながら、記念撮影の際に手の平を広げて対応してくれたキャプテン大久保楓香(3年)は、目標の6連覇を達成し目に涙を浮かべた。

レースは終始、水口のペースだった。第1区は大久保が3位でタスキをわたし、第2区は盛田胡春(2年)が2位でつないだ。そして第3区の山中彩愛(1年)が区間賞の走りで首位に立つと、第4区の中部静(1年)、アンカーの石橋未愛(2年)が、そのまま首位をキープして優勝を飾った。盤石のレース。だが、キャプテン大久保は「苦しかった」と振り返った。
「今年は7人と人数が少なく、なかなかチームの調子が上がってこなかった。なんとか大会までに立て直せたけれど、ずっと不安だった。優勝できて本当にうれしい」

2位・北大路とは30秒差。苦悩の先につかんだ圧勝だった。

優勝した水口と準優勝の北大路が「第27回全国中学駅伝大会」( 12月15日・希望が丘文化公園芝生ランド)で今度はどんな走りを見せるのか。

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