2019.09.13

[第41回全国中学校軟式野球大会]玉川中学校

湖国で開催された全中軟式野球。玉川中学が滋賀を代表して出場。

8月17日〜20日にかけて「第41回全国中学校軟式野球大会」が、滋賀県で開催された。

17日に皇子山球場で行われた開会式には、各ブロック予選を勝ち上がってきた25校が集結。入場行進では、初出場(開催地代表)の玉川中学校がトリを飾った。

玉川は昨年の滋賀県秋季総体で優勝し、一気に脚光を浴びた。全国出場がかかる今年の滋賀県夏季総体でも優勝候補の筆頭に挙げられ、日に日に選手たちのプレッシャーは大きくなった。だが、重圧をものともせず、決勝までは危なげない戦いで勝ち上がる。

だだ、勝てば全国という草津中学校との決勝は0―0で延長にもつれる接戦になった。

キャプテン山口友也(3年)は「(緊張からか)うまくいかなかった。苦しい戦いだった。 でも、みんなで悔いの残らないように全力で勝ちに行こうと話し、なんとか1点を奪えた。勝った瞬間は本当にうれしかった」 と振り返る。

松田慎太郎監督は「県予選ではみなさんからの期待がプレッシャーになった部分はあったと思います。その中で優勝した彼らは純粋にすごいです」とナインを讃えた。

結果1―0で決勝戦を制した玉川は、初の全国出場を決めた。

開会式では、キャプテン山口が選手宣誓の大役を務めた。「野球ができる喜びや日頃からお世話になっている方々への感謝の気持ちを言葉に込めました。初戦(2回戦)は強豪校との対戦になりますが、滋賀県代表として恥ずかしくない戦いをしたい」と話した。

翌日に行われた2回戦では、今大会でのちに準優勝に輝く高知中学校と対戦。3回まで0―0と接戦を演じたが、4回表に5失点を喫し、最終的には0―5で敗れた。だが、その戦いぶりは滋賀県代表として恥じない堂々たるものだった。

玉川中学校


Team Profile/部員36人。昨年の滋賀県秋季大会を制し、今年7月の滋賀県夏季総体でも優勝を果たして全国大会へ。皇子山球場での開会式ではキャプテン山口友也が選手宣誓の大役を務めた。

関連記事