2019.08.03

【勝負の夏】びわこ成蹊スポーツ大学[サッカー部]

「日本一になる」は既定路線


6月30日。 大阪・万博記念競技場で行われた 「第48回関西学生サッカー選手権大会」 決勝戦を制し、びわこ成蹊スポーツ大学サッカー部が優勝した。 創部以来初となる快挙。 ナンバー10を背負う青山景昌(4年)は、誰よりも喜びをかみしめた。
「昨年は自分がPK戦で外して大阪学院大学に負けた。 あれから、とにかくゴールを意識して取り組んできた。 だから、この関西選手権に対する思いは非常に強かったので、優勝できて本当にうれしかった」

だが、キャプテン井上直輝(4年)は 「関西優勝では物足りない」 と話す。
「”びわこ”の歴史を塗り替えることができたことはうれしい。 でも、今年は”日本一が目標”ではなく、”日本一になる”と決めている。関西選手権初優勝で満足していられない」

今年の強みは勝負強さだ。 関西選手権でも準々決勝では大阪学院大学を延長の末に1-0で制し、準決勝では大阪体育大学にPK戦(4-3)で勝利。 決勝の関西大学戦では後半45分に決勝点を挙げて3-2で競り勝った。

大会後には、MF忽那喬司(4年)のJ2愛媛FC入りが内定するなどうれしいニュースもあった。 忽那は 「9月の総理大臣杯は日本一になる大会。 個人の内定は関係なく、チームを勝たせる一員として貢献するだけです」 と話す。

本学の初戦は9月1日。 日本一へのカウントダウンはいよいよ佳境を迎える。

全国大会

第43回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント
8月29日(木) ~9月7日(土) ※初戦9月1日(日)
@ヤンマースタジアム長居ほか

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