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2017.05.01

レイクスアスリート2017 13人の歩む道

新岡浩陽

4月からレイクスの所属選手になっ たカヌー日本代表の新岡浩陽。その甘いルックスから、同じ場所で練習する 大津高校カヌー部の面々からは「〝王子感〞がすごい(笑)」と評される。ほかには「普段はオーラがない」「優しい」との声も。トップ選手にありがちな威圧感はなく、親しみやすい。もともとの性格もあるが、新岡は意識的にやっている部分もあると話す。 「大学1回生の時に初めて代表合宿に呼ばれました。その時、先輩たちがすごく話しかけにくいオーラを出していて...(笑)。自分が代表選手になったら、 後輩に話しかけられやすい代表選手に なりたいなと思いました」 食うか食われるかの競争社会で、新岡の考えは甘いのかもしれない。だが、彼はたぎるものをなるべく内にしまい込み、誰からも愛されるキャラで大学カヌー界の〝王子〞になった。新岡が大学4年間で手にしたインカレのタイトルは12冠。うち7冠は 長距離の1000m。高校2年からロングディスタンスを得意としているが、開眼のきっかけを与えてくれたのは、意外にもライバル校の監督だった。
「インターハイ予選で坂出工業高校の監督から〝アイツに1000mはない〞って言われた。それが悔しくて。絶対に1000mで勝ってやると決めて猛練習したんです(笑)」 これでスイッチの入った高校2年の新岡は、日本ジュニア選手権シングル1000mで3位に入った。自身初のシングル種目での表彰台。人生が大きく動き出した瞬間だった。新岡の持ち味は日本人離れしたパドリングの速さだ。1日40km以上もざら ではないと言う乗艇練習をこなすことで培われてきた。それでも2015年のアジアスプリント選手権でリオ五輪を逃した。なぜ負けたのか、答えを求め、彼は肉体改造に着手した。目標は筋力アップによる体重10kg増。課題のスタートを速くするため、背中の筋肉をいじめている。 「2年後にはもう、東京五輪の国枠を取るレースがある。それまでにどこまで世界との差を縮められるか。自分のシングル1000mの国枠を取って、少しでも多くの日本人選手が東京五輪に出られるように、ペア1000m も取るつもりです。今年はそのための土台(身体)作りの1年ですね」自分の枠だけではなく、彼は仲間の分も取ると話す。この答えにこそ“王子〞の美学があるのかもしれない。

伊勢田愛

2016年を振り返って、ウィンドサーフィン日本代表の伊勢田愛は「70点かな」と評す。理由は「100%かけて練習して来たつもりでしたが、リオデジャネイロオリンピックの本番で自分を出せなかった」からだ。リオ五輪ではレース中で最高は21位。途中棄権するレースもあった。「あの悔しさを東京オリンピックで晴らしたい」。彼女の挑戦はすでに始まっている。5月7日〜5月13日にはフランスの マルセイユで開催の「ヨーロッパ選手権」、5月25日〜5月 31日にはオランダの「デルタロイドレガッタ」という海外レースを戦う。今年の目標は「世界選手権位以内か、国枠別で8位以内に入ること(伊勢田)」。課題は「海外レースでゴールドフリート(上位決勝)に行けるように予選で結果を残すこと。そのためにはスタートでしっかり前に出て、また風にあったセッティングをすぐに作ることが大切」と話す。全ては3年後の東京で輝くためだ。

大塚和

びわこ成蹊スポーツ大学2回生だっ た昨年、大塚和は全日本新人で目標の1位に輝いた。だが、国体では優勝どこ ろか入賞もできず。昨年は「65点」と 低い自己採点をするのも、国体の結果によるところが大きい。当然 、目 標は国体でのリベンジ。そして「全日本レベルでの表彰台」。5月21日〜5月23日には栃木で行われる全日本選手権に出場予定で、課題の体幹を鍛え上げた成果を試す舞台だ。「体幹 の中でも、自分は腹筋あたりが一番もろいのでそこを意識した練習をしてきました(大塚)」。東京オリンピックについては「今の実力では出られない。自分の弱い部分を補強し、良い部分を伸ばして、レベルアップしていきたい」と自ら厳しい評価を下す湖国期待のリフター。「安定感のある試技」を目指して、日々の努力を続ける。

東田和季

「毎日同じことの反復練習になりますが、少しでも上手くなれるように考えながら取り組んでいます」東京オリンピックを目指すボートの東田和季は、課題克服についてこう話す。今の課題とは「効率の良い動きをして無駄なく艇を進めること」。その技術を身につけるために日々、湖上で 練習を続けている。 昨年を振り返った自己採点は「50点」。その理由についてこう話す。「全日本新人・全日本選手権と昨年よりも順位を上げることができたが、それぞれ目標であった優勝・表彰台に届かなかったからです」当然、今年の目標は2016年に果たせなかった全日本選手権でメダルを獲ることである。東田は、5月4日〜5月7日の朝日レガッタ(第70回記念大会)の後、5月26日 〜5月27日には第28回全日本軽量級選 手権大会(埼玉)に出場予定。いよいよ 2017年シーズンが本格的に始まる。

遠藤環太

昨年、U-23日本代表として初の世界大会を経験したカヌーの遠藤環太は、全日本ジュニア選手権で自身2度目の日 本一を達成した。シーズンを振り返って「75点」と高い評価をつけたのも、その2つの結果による。 飛躍が期待される今シーズンの目標 は「5月12日〜14日の海外派遣選手最終選考記録会で優勝し日本代表になること。そして第13回日本カヌースプリ ントジュニア・ジュニアユース小松大会と平成29年度全国高等学校総合体育大会カヌー競技で優勝すること」と話す。そのために必要なことは「フィジカルとメンタルの向上」。昨年から期間限定で筋トレも行い、スピードの強化に取り組んできた。もちろん、2020年の東京オリンピックへ向けた準備でもある。「日本で行われる絶好のチャンスをモノにしたい。あと3年で、最高のパフォーマンスが出せるように頑張ります」。東京へ向け、若者の成長は加速する。

伊藤さつき

ケガで一試合も出ていないので、周りからは0点と見られることもあります。でも、昨シーズンで学んだことはとても大きく、私の中で大きく成長できたシーズンになりました。今シーズンにつながるシーズンだと思いますし、つなげないといけないとも思います。だから、40点ですね。今はリハビリ中ですので、今シーズンのワールドカップ開幕戦が私の復帰戦になるので、そこで必ず8位以内、オリンピックの出場権を獲得したいです。オリンピックではメダルを取れるように、全ての技術を底上げできるようにがんばります。

安原綾菜

目標だった全日本選手権に出場できず、また国体で入賞できなかった。自分が思っていたような結果が残せず、苦戦したシーズンになりました。全日本選手権出場と国体で入賞することです。昨シーズンは、ショートプログラムでのミスが多かった。今シーズンはできるだけミスを少なくして、ショートプログラムから上位に食い込めるように、技術とメンタルを向上させていきたいです。

園田平

大学生レベルの大会では結果を残すことができました。が、全日本選手権で優勝できなかったのでマイナス70点ですね。東京オリンピックまで残り3年ですが、予選までは2年と少ししかありません。自分は代表になることでやっとスタートラインに立てると思うので、今シーズンでまずスタートラインに立ち、その上で東京オリンピックを狙っていきます。

中村由萌

ケガからの復帰の年になりましたが、全日本選手権では200mで6位という結果で、表彰台に立つことはできませんでしたが、入賞することはできました。また、ケガする前のタイム(自己記録)まで縮めることができました。2020年まであと3年しかありません。今の実力では日本代表として戦うこともできません。まずは日本代表を目指し、国内に敵がいないくらい速くなり、東京オリンピックでカヌーを日本中に広めたいと思います。

藤井達哉

JOC杯ジュニアオリンピックカップで優勝して、世界ジュニア選手権に出場することが出来てよかった部分もあります。でも、その他の大会ではよい成績を思うように残すことができず、ダメだった部分が多かったからです。東京オリンピックは僕が大学を卒業した年に開催されます。競技力がピークに近い頃に日本で開催されるということもあり、すごく意識しています。オリンピックに出場し、よい成績を収められるように、日々を大切にしていきたいと思います。

近藤寛子

目標のリオデジャネイロ・パラリンピックに出場し、5位入賞の満足のいくレースもできたので満点です(笑)。年齢的にも最後のパラリンピック挑戦になると考えています。だから、何が何でも出場したい。そのために、一つ一つの練習を大切にやっています。その一環として、5月から9月まで月に一度くらいのペースでトラック種目(5000m走)のレースに出場する予定です。目的はスピードの強化。東京までにマラソンの自己ベスト(3時間18分05秒)更 新を続けて、本番を迎えたいと思っています。

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