2025.05.01

本格的に競技を行うために

 昨年、創部101年目の滋賀大学漕艇部は男女合わせて初のインカレ制覇を果たした。その偉業を達成したのが女子ペアの西村菜々花と銖藤 蓮である。西村が卒業した今年、銖藤は同志社大学の東野 花とダブルスカルを組んで3月のU23世界選手権日本代表選考レースに挑むなど、本腰を入れて競技に向き合っている。それを機にレイクスターズファンドサポートアスリートに応募したようだ。

「競技に本格的に取り組むことを決め、その活動をサポートしていただけることを知り、応募しました。サポートアスリートに選ばれ嬉しく思いますし、現在は変化を恐れず、新たな環境、方法で練習に取り組んでいます。滋賀の皆さんから、応援したい、してよかったと思っていただけるよう頑張ります」

 また、大学から競技を始めて人生が豊かになった銖藤は、その恩返しも忘れてはいない。

「活動拠点である琵琶湖、そしてローイングというスポーツの魅力をどんどん発信していきたいです」

 蓮の花のような明るい笑顔で、滋賀を盛り上げるつもりだ。

銖藤 蓮

滋賀大学

しゅどう・はす。2003年12月8日生まれ、石川県出身。金沢二水高校を経て滋賀大学経済学部へ。大学からボート(ローイング)をはじめ、昨年は全日本大学ローイング選手権女子ペアで優勝。滋賀大学漕艇部ではキャプテンを務める。

関連記事