2025.03.01

東京デフリンピックでメダル

 2025年11月に日本初開催の「東京2025デフリンピック」を控えている。聴覚障害のある世界トップアスリートが集うこの大会に向け、デフサッカーの髙橋遥佳(三陽建設)は「私にとっては3度目のデフリンピックで、オリンピックと同じ大きな大会です。まだメダルを獲得したことがないので、ここで世界一になってメダルをとりたい!日本人として、障害を持つ身として、誇りを持って応援してくださる皆様に貢献したいです」と強い気持ちを持っている。

 昨年は日本代表としてアメリカやオーストラリアとの親善試合に挑んだ。その経験を今年のデフリンピックに活かすつもりだ。

「世界一のアメリカとオーストラリアとの親善試合は有意義でした。アメリカには2試合とも負け、技術もフィジカルも改めて世界一なんだなーってくらいの大きな差を感じました。オーストラリアとは、序盤は接戦でしたがパスなどで崩してたくさんゴールを奪うことができました。でも、親善試合を通してDFの自分としては、もっと守備の強度を高くしないといけないとも感じました。アメリカとオーストラリアからは多くのことを吸収できて、自分の課題、チームの課題を見つけることができました。この経験を今年のデブリンピックに活かしたいです」

高橋遥佳

三陽建設

1997年8月5日生まれ、静岡県出身。浜松聴覚特別支援学校、沼津聴覚特別支援学校を卒業。三陽建設所属。2022年の第24回夏季ブラジルデフリンピック日本代表として日本の4位に貢献。

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