スノーボード ストリートスタイルで活躍する〝ＳＵＩＣＡ〞こと石原晴菜は、今シーズン最も印象に残った大会に「Rock A Rail」（オランダ）を挙げる。その理由は昨シーズンの反省を糧に、好成績を残せたからだ。

「昨シーズンは思うように技を決めきれずに終わってしまいました。今シーズンは〝もっと攻めていく〞と決めていた中で、自分の中でのベストなライディングを発揮することができました。世界からスノーボーダーが集まる大会で３位入賞。この１年の挑戦が結果として実ったことがうれしかったです」

　とはいえ、まだまだ満足はしていない様子だ。

「（Rock A Railなどの）大会を通して、もっとたくさんの挑戦ができると感じられました。なので、日々の練習やトレーニングからもっとたくさんのことにトライして行きたいです。個人としてはX-Gameなどのもっと大きな大会に出られるように練習をして行きたいです。また若手の育成など日本のスノーボード界を変える取り組みも行いたいです」

　ほかにも石原は日本最大のガールズイベント「Girls jib contest大奥（2月2日／新潟）」を主催するなど幅広く活動している。これからも挑戦は続く。