2022.09.06
【インターハイ2022】決勝進出。もとい優勝 膳所高校ボート班
最強クルーで挑む、夏
ボートの女子は膳所高校の舵手付きクオドルプル(4人乗り)が有望株だ。5月の朝日レガッタでライバルの大津高校に敗れた膳所はクルーを刷新。春の選抜大会ダブルスカル8位の井上愛莉&西川千晶、シングルスカルで選抜大会に出場した筒井里美(全て3年)を迎え入れ、既存クルーのキャプテン三苫詩葉&コックス白井和湖(ともに2年)と融合させた。
狙いは「全種目でインターハイに出場するため」(井上)。特にクオドルプルは強豪の大津高校に勝つためにメンバーを選りすぐった。
結果、インターハイ県予選は圧倒的な強さで優勝。レースコンディションが異なるためタイムは参考にならないとはいえ、昨年のインターハイ優勝タイムまで1秒差に迫る最強クルーが誕生した。
井上からキャプテンを引き継いだ三苫は「県予選は先輩方の夏もかかっていたので緊張しました。でも、勝った時は今までの苦しい練習が吹き飛ぶくらい充実感がありました」と振り返る。朝日レガッタの苦い敗戦を知る白井は「インターハイでは悔いのない戦いをしたい」と抱負を述べる。
また、リザーブメンバーとしてボート班に残った数野穂乃香(3年)は「3年生にとっては最後の大会。一番近くでみんなを支えたい」と力強いコメントを残した。
で、目標はこんな感じ。「悔いのないように大暴れしてきます!」(西川)。
「みなさ〜ん決勝進出でよかった? え、メダル? あ、優勝します!」(筒井)。
雰囲気よし。最強クルーが夏を熱くさせる。