2022.08.02
レイクスU15の7月 根間洋一
23回目の今日は7月の1か月を振り返って行きます。
7月は滋賀レイクスをはじめBリーグに所属するクラブの新年度、新シーズンへの最初の月となります。レイクスユースも一般的な4月新年度とは別に7月新年度も選手達に意識をさせ一つの節目と位置づけています。
具体的には4月と何が違うのか、大きくは3つの事が起きて行きます。
一つ目はトレーニング期からプレシーズン期への移行です。4月からのファンダメンタルや身体強化、良い習慣を身につける為の準備期間でもある3ヶ月のトレーニング期から9月末から始まるリーグ戦やトーナメント戦のあるシーズン期に向けた準備期間、プレシーズン期として試合形式の練習や本番を想定した練習試合を増加していきます。
2つ目は上半期のメンバーの確定です。
レイクスユースにはU15の下部チームでもあるU15ネクストと言うクラブ登録のチームがあります。そこのメンバーはU15のトライアウトを経た下級生主体のチームで3年生になりU15に上がる時に必要な身体強化やファンダメンタルを中心に行う事を主とするチームです。そこから最大5名程度の選手をU15への引き上げメンバーとして選考しU15と同じ活動サイクルの中で活動して行きます。それによりU15の活動メンバーは4月の10数名程度から約20名の規模になり上半期のメンバーが決まります。
3つ目はリーダー選考です。4月からの3ヶ月U15にはキャプテンも副キャプテンも存在しません。全員が当事者意識を持ち自覚、責任を問われながら活動を行なって行きます。その中でスタッフ陣はリーダーの資質を見極めリストアップして行き、最終的にU15のリーダーは選手スタッフ全員の投票で決まりますが、ほとんどのシーズンでスタッフがリストアップした選手がリーダーに選考され加えて選ばれた選手は自分に投票しています。今季はキャプテン1名副キャプテン2名、そして新たに開設したオフコートキャプテン1名を選出しました。リーダーのメンタル、取り組み姿勢、練習への姿勢や強度はこの年のチームの物差しともなるので、このリーダーの選考には最大3ヶ月を使い選定を行なっていきます。
トレーニング期からプレシーズン期、その最初の1ヶ月を終えたレイクスU15、プレシーズン期は練習試合もたくさん行われます。トップチームのシーズンまで、バスケロス解消に是非ユースチームの試合に足を運んで選手達の後押しをよろしくお願い致します。