2017.09.02
【高校の星SP】学校&部活あるある2017⑦
花園高等学校[男子バレーボール部]
森口巽斗・岸岡頌太
大津出身の2年コンビ。狙うKBSデビュー!
仰木中学時代に滋賀選抜としてJOCの全国大会で優勝した森口巽斗くんと、皇子山中学で全中3位に入った岸岡頌太くん。 湖国バレー黄金世代の2人が花園高等学校を選んだ一番の理由は 「自分たちの力で京都1位になる、というのにやりがいを感じたから」と口を揃える。 実際、京都4強の一角を占める花園には、そのチャンスもある。 全国の大舞台を踏んできた2人らしい回答だが、もう一つ、ミーハーな理由もある。「春高バレー京都予選の決勝戦まで行けば、KBS京都の中継に映れるでしょ(笑)」。 なんとも高校生らしい野望も内に秘めていた。
彼らが所属する男子バレーボール部は、生徒の主体性に重きを置く。 仲間の気持ちを想像し、自分がどう動くべきかを考える中で、大学や社会人につながる人に対する思いやりを育むのがテーマ。 学校生活でも坐禅を組む授業などを通して人間力を高めるように努めている。 森口くんは「高校で初めて坐禅を組んだ時は、心が落ち着く気がしました」と話す。 岸岡くんは 「自分たちの個性を伸ばしてくれるような雰囲気が学校にある」 と語る。
花園高校には、生徒の希望に合わせて3コースが用意されている。 これも個性を大切にする学校の特色と言える。
2人が語る花園あるある
①文化祭が京都で三本の指に。
「コンテストでクラスメイトが美男美女に(笑)」(岸岡)
② 週に1 回、坐禅がある。
「坐禅で心をリセットできる」(森口)
③ 学校が意外と近い!
「大津京から40分くらい」(岸岡)
①上下関係がない。
「和気あいあいとしている!」(森口)
②オン・オフが明確。
「練習は集中、それ以外はゆるゆる」( 岸岡)
③大会後はリフレッシュ
「リフレッシュ休みがある」(森口)
学びのPOINT
[01]『禅のこころ』で豊かな人間形成を
設立母体は臨済宗妙心寺派の大本山である妙心寺。臨済宗の高校としては日本で唯一の学校です。建学の精神である『禅のこころ』を通して、何ものにもまどわされない本当の自分を発見するとともに、将来社会で役立つ力を養います。
[02]一人ひとりが『主人公』花園独自の3つのコース
オーダーメイド教育で難関国公立大合格を目指す「特進Aコース」、セルフカスタマイズを通して難関私立大合格を目指す「特進Bコース」、花園型リテラシー教育で4年制私立大合格を目指す「進学カルティベートコース」。一人ひとりの個性が輝く環境を用意しています。
[03]充実の学校行事
行事の多さは京都でも指折りで、全校生徒対象のものだけでなく、学年・コース別行事や希望者対象の研修などもあります。高1生対象の宗教行事『錬成会』では禅の作法を学びます。中でも最大規模のイベント『花園祭』(文化祭)は、毎年1000名以上の来校者を迎えて盛大に行われます。