2022.09.12

【インターハイ2022】前田光希 西田有里

県高校タイ記録を保持全国で〝更新〞を狙う

13秒71を更新

今年6月の近畿インターハイ女子100Hで2位に入った前田光希(立命館守山高校3年)は今夏の注目アスリートの一人だ。
 近畿インターハイ準決勝で自身初の13秒台(13秒77)をマークすると、続く決勝では13秒71を出して自己ベストを更新した。決勝のタイムは、2009年に中村梨穂(当時八幡商業高校)が出した記録に並ぶ滋賀県高校タイ記録(兼滋賀県タイ記録)だった。
「昨年の全国インターハイは予選落ちだったので、今年はまず決勝に残れるように準備します。そして県高校記録の〝タイ〞を外せるように自己ベストを更新したい」
 湖国期待のハードラーの勇姿に熱視線を送ってほしい。

7月の県選で〝県高校新〞上り調子で初インターハイへ

2分7秒台をめざす

 西田有里(草津東高校2年)は、今年6月の近畿インターハイ女子800m決勝で滋賀県高校記録に並ぶ2分9秒89で2位に入った。そして7月の滋賀県選手権(県選)の予選で2分8秒62を叩き出して県高校新をマーク。まさに上り調子で自身初の全国インターハイに挑む。
「近畿インターハイ決勝では自己ベストを出せましたけれど、目標にしていた県高校新はタイ記録で終わった。だから、県選では絶対に更新しようと思っていました」
 全国での目標は決勝に残ること。「今年はレベルが高く8秒台では残れないかもしれない。目標は7秒台。そして表彰台です」。シンデレラストーリーの続きに期待は高まる。

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