2021.04.10
トップチーム昇格は5名 上を目指せる環境がある チアスクール
トップチーム昇格は5名上を目指せる環境がある
滋賀レイクスターズのホームゲームや年1回開催されるチアフェスティバルなど、華やかな舞台でパフォーマンスを披露できる機会があるチアスクール。県内10拠点17クラス、約400名。
最大の特徴は、キッズクラスからジュニアクラス、中高生クラスと年代別に編成され、その上に将来チアリーダーを目指す2つの選考クラス(スペシャルジュニアチアリーダーズ、レイクスジュニアチアリーダーズ)が用意されている点。そしてピラミッドの頂上にはレイクスチアリーダーズ(以下、トップチーム)がある。
レイクスチアリーダーズディレクター兼チアスクールアドバイザーの川中尚子さんは「チアダンスを楽しむのが大前提ですが、その中に上を目指せる環境もある。ピラミッド型になっていることで道のりも明確ですし、モチベーションを高く保つこともできると思います」
実際にスクール生からトップチームに昇格したチアリーダーは現在5名。「そして、トップチームからアメリカのNFLやNBAなどで活躍するようなチアリーダーが出て来れば、夢はもっと上へとつながっていきます。ぜひ、そういうチアリーダーを輩出したい」と川中ディレクターは続けた。
そんな夢いっぱいのスクールだが、意外にも最も大切にしているのは身近なことのようだ。レイクスチアリーダーズキャプテン兼チアスクール講師のルミさんはこう話す。「私は滋賀出身ではないので、地元の小学5年生が〝うみのこ〞という船で1泊する文化などは知りませんでした。そういう滋賀情報をスクール生から教えてもらいながら、今は地元の方に負けないくらい滋賀が好きです。海外や他府県に出て行ってしまうことになっても、地域愛は持ち続けてほしいですし、私たちやチアスクールも地域の誇りになれたらうれしいです」
今年から事務局担当のサキさんは「コロナ対策も万全。みんなで滋賀を盛り上げましょう」と笑顔を見せた。