2022.04.30
滋賀レイクスターズ [出張陸上スクール]@矢橋帰帆島
「足が速くなりたい!」そのヒントをつかんだ日
2月13日、草津市の矢橋帰帆島にて「滋賀レイクスターズ出張陸上スクール」が開かれた。大津市や甲賀市などで開校しているレイクス陸上スクールのPRを兼ねたイベントだが、目的は「コロナ禍における運動機会の減少を少しでも解消してもらいたい」「どのスポーツにも必要な『走』について楽しく学んでもらうきっかけを作りたい」。寒空の中、41名の小学生がレイクスの熱い思いを受け取った。
参加コーチは棒高跳で2012年のロンドン五輪に出場した我孫子智美(昨年引退)、走高跳で滋賀県記録を持つ瀬古優斗(滋賀レイクスターズ)、そして元棒高跳選手の中田康平さん(金沢整形外科クリニック/理学療法士)。また、アシスタントコーチとして十種競技の藤原龍来選手(びわこ成蹊スポーツ大学)も参加した。
片足立ち、スタートのコツ、紙コップを使った足さばきなど、走りのメカニズムを分解練習し、最後は50mのタイム測定。最初はドタドタ走りだった子が、最後の50m走では弾むように走っていたのが印象的だった。
我孫子コーチは「2月の寒い時期にも関わらず(笑)、1年生から6年生まで多くの小学生が集まってくれました。今回は『走る』をテーマに動く前の身体づくりや走りのコツの一部をお伝えしました。『足が速くなりたい!』『走ることが好き!』な子がたくさんいることに改めて驚きました。これからも、子どもたちの思いに応えられるきっかけを作りたい」と話す。