2024.07.01

有言実行の「B2優勝でのB1復帰」最高の形でシーズンを締めくくる。

柏倉哲平がB1復帰で男泣き

 B2リーグ西地区優勝を決めた滋賀レイクスは、5月の「日本生命 B2 PLAYOFFS 2023-24(B2プレーオフ)」をホームで迎えることができた。リーグ屈指の熱量を誇るブースターの応援を背にレイクスはまずクォーターファイナルに挑んだ。

 相手は青森ワッツ。レギュラーシーズンで1勝1敗と白星を分け合った難敵に苦戦し、レイクスは大事なGAME1を落としてしまう。翌日のGAME2に負ければB1復帰が絶たれる状況に追い込まれた。そんな背水の陣で挑んだレイクスは、キーファー・ラベナのブレイクもあって1勝1敗に持ち込むと、翌日のGAME3で2連勝に成功。なんとかセミファイナルへ進出した。

 そして山形ワイヴァンズとのセミファイナルで2勝すればB1昇格が決まる状況。古巣戦となった田原隆徳がレギュラーシーズン以上のタイトなディフェンスで流れを引き戻し、2連勝でB1復帰を決めた。試合後、レイクス3年目のキャプテン柏倉哲平はプレッシャーから解放されたようにコート上で号泣した。そしてアリーナに詰めかけた4000人以上の観衆も涙した。

 翌週には越谷アルファーズとのファイナルを滋賀ダイハツアリーナで迎え、GAME1はオーバータイムにもつれながらもレイクスが接戦を制した。その勢いをもってGAME2も制したレイクスはB2年間王者に輝いた。シーズン前に原穀人GM兼社長が公言した通り「B2優勝でのB1昇格」という最高の形でシーズンを終えた。

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